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「熱中症」
という言葉は知っていましたが、
ま
さか自分自身がなるなんて思ってもみ
ませんでした。
その日は
、
喫茶店の屋外テラス席で仕事の打ち合わせをしていました。
正午くらいで、
ちょうど日差しが強い時間帯。
とても暑かった
のでアイスコーヒーを
2
杯飲みました。
打ち合わせ中の約
2
時間は元気だ
ったのですが、体調に異変があらわれたのはカフ
ェから出て、
次の仕事へ向かうために電車に乗った時のこと。
席に座って少し仮眠を
とった後、
急に気分が悪くなって目が覚めました。
体
を休ませるためにもう一度眠ろ
うとしましたが、吐き気はひどくなる一方。
「もう我慢できない」と、目的地に着く
前にいったん電車から降りること
にしたのです。
ホームに降りたところまでは覚えていま
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すが、そこからの記憶はありません。
気
がついたときには、
駅舎内にある医務室のベッドで横になっていました。
駅員さん
に聞いたところ、
ホームで失神して倒れて
しまったようです。
スポーツドリンクを飲