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日本语挨拶用语一考察

作者:高考题库网
来源:https://www.bjmy2z.cn/gaokao
2021-03-02 15:34
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-

2021年3月2日发(作者:intervals)


日本語における挨拶用語についての一考察



指 導教官


:


頼錦雀先生



94322006



雅琳








1




序論



4.3


社交辞令の類型



1.1


研究動機と目的


1.2


研究範囲



4.3.1


出会いの場面


4.3.2


別れの場面



1.3


研究方法


1.4


本論文の構成



4.3.3


感謝の場面


4.3.4


お詫びの場面




2




先行研究



4.3.5


褒め言葉


4.3.6


相手を気遣う表現




3




日本語における挨拶用語の分類



4.3.7


誘いや要求依頼に対する配慮表現



3.1


挨拶用語とは



4.3.8


相手に負担をかけないような配慮表現



3.2


先行研究における分類



4.3.9


相手と同意見である表現



3.3


挨拶用語の類型



4.3.10


相手の様子や意見を伺う表現



3.3.1


出会い


3.3.2


別れ



4.4


社交辞令の特徴






3.3.3


感謝


3.3.4


お詫び



4.5


まとめ



3.4


挨拶用語の特徴


3.5


まとめ




5




結論




4




日本語における社交辞令の分類



5.1


まとめ









5.2


今後の課題



4.1


社交辞令とは





4.2


先行研究



参考文献



一、序論



1.1


研究動機と目的



「日本社会では、挨拶ができるようになるということと、一人前の社会人になるということは、直接 に関連がある」


1


と比嘉(


1985< /p>


)が


述べたように、「挨拶」は日本の言語社会で重要な位置を占 めている。簡単にいうと、挨拶とは好意、謝意、感謝の気持ちを表す行為


である。その 言葉は「挨拶用語」という。日本人の言語生活では挨拶が人と人との良い関係を築くのに役立つものである。機 能を考え


てみると、挨拶は人と円滑な交際を保持するため、あるいは作り出すために用 いられるコミュニケーションの手段の一つであると言え


る。例を見てみよう。









日常会 話で頻繁に使われる「ちょっと」という言葉は「呼びかけ」の機能を備えるのだとよく解釈されている。いろん な例を見てい


くと、他の働きかけもあると気が付いた。挨拶用語に関する「ちょっと」 には例①②で見るように「呼びかけ」と「挨拶への定型化返


事」という機能を持ってい る。



①「ちょっと、君」


(呼びかけ)









②「お出かけですか」

< p>
「ちょっと、そこまで」


(挨拶への定型化返事)



③「明日はちょっと、



< p>





(配慮表現)





④「ちょっと値段が高いですね」


(配慮表現)



しかし、③と④における「ちょっと」はどう解釈すればよいのであろうか。

< p>
「明日はちょっと、







」の「ちょっと」は呼びかけの


意味合いが含められるのではなく、まさに、人の誘いに対する断り表現である。ここで 究明したいのはその表の意味ではなく、裏に隠


されている話し手と聞き手との間におけ る心理的な配慮表現を重点としておきたい。



日本人は物事を はっきりと表現しない傾向があるとよく知られている。例③における「ちょっと」は相手の誘いに対して断る時 に用


いられる相手への心配りを表わしている。例④では、実は「とても値段が高いです 」というのが本音だったが、しかし、相手との関係


を円満に維持したいので「ちょっと 高いですね」というような配慮表現を使うのである。以上の分析から見ると、


「ちょっ と」は挨拶


の機能を含めていると共に、また配慮表現の働きを備える「社交的な」言葉 にもなると分かった。



本稿では、挨拶用語における社交的な 機能をもたらす言葉を取り出し、日常生活のコミュニケーションにおいて、相手への配慮表現

< br>がどのように表わされ、またその社交的な働きはどのようなものなのかを考察したいと思う。

< p>


1.2


研究範囲



芳賀(


1996



14


)によれば、


「社交上の礼儀を尊重する日本人は、あしら いを言語?動作や贈り物によって具体化することを重視す


る。


あしらいの第一義が形にあらわされ、


定型化されたものが、


社 会のもろもろの場面における


『あいさつ』


である。

< p>
(


中略


)


ところで、


あしらいにもプラス?マイナス両義があったように、あいさつも、誠意がこもらず、うわべ だけの場合があり、実意のない『お世辞』


(社交辞令)のこともある」


2


。挨拶用語は下位分類をすることによって、社交辞令という部門が分けられ ている。本研究では日常生活


の場面で交わされる挨拶用語を考察したいが、

< p>
特に、


その中の


「社交辞令」

という分野に属する言葉を見出し、


分析したいものである。


(図一を参照されたい)



1.3


研究方法




いままで、言語行動はいろいろな観点?視点から類別されて いた。ある定型性が認められることになると「言語行動様式」といわれ


る。本研究では 、D?ハイムズが


1968


年に発表した言語行動の要素


3


と、林大が提唱した言語行動を支える意識の説

4


に基づいて、


「挨


拶用語」



「社交辞令」


についての研究を進めてい きたいと思う。


D?ハイムズの分類基準は以下の通りである。


①発信者



addresser



②受信者(


addressee


)③発信形 式(


message


)④内容事物(


c ontext


)⑤言語体系(


code


)⑥接触(


contact


)⑦場所?状況(

< br>setting




また、林大 が言語行動を支える意識について以下六つの項目を指摘した。①言語または言語行動を意識すること②ことばと 文字との関


係③場面適応④共同意識⑤規範⑥評価


< p>
1.4


本論文の構成(目次を参照されたい)



二、先行研究



従来の先行研究では、 さまざまな観点で挨拶用語を分析している。本論に入る前に、先行研究で挨拶用語がどのように論じられてい< /p>



1


2


3



比嘉正範(


1985


「あいさつとあいさつ言葉」


『日本語学』


4



8


明治書院





芳賀綏?佐々木瑞枝、門倉正美(


1996



『あいまい語辞典』p


14


東京堂出版



野元菊雄(


1985:



「言語行動の ひろがり」


『応用言語学講座



第三巻



社会言語学の探求』p


116




を参照



明治書院



4



同注


3



1


るかについて見てみたい。



住田(< /p>


1997



5


は いろんな学者が述べた挨拶場面に関する先行研究をまとめ、出会いの場面の枞組みをとらえて、また、女子学生 の


言語生活におけるアンケート調査の結果によって、出会いの場面における挨拶文表現 の諸相を分類し、整理した。出会いの場面におけ


る挨拶用語については、日常の言語生 活において、人と人が出会った場面で、どのようなやりとりが行われているのを明らかにした。



6


土屋(


1998



は出会いの場面における挨拶の言語行動研究である。いわゆる代表的 な挨拶言葉に対象を限定して、その変種や待遇


表現との関わり、あるいは談話上での機 能を考察した。そして、出会いの挨拶に関与する構成要素は時間、対人関係、状況に関わるも

< br>のだと分かった。



別れの言語行動については、水谷(


1982



7


は次のように述べた。日本語の別れ言葉の表現は多様多彩であり、またその言葉遣いは


人次第でさまざまの別れの場によって選択されるものである。それで、人間関係に枞を作って使われ方を見るこ とができる。実際の別


れの行動には単なる人と離れて、もう再会の機会がないときに使 う「さよなら」ということばだけではなく、


「おやすみなさい」


「気を


つけてね」


「がんばってね」


「元気でね」などの祈りや願いを込めた表現もある。





感謝の挨拶言葉に関する研究は西原(


1994



8


、熊取谷(

< p>
1994



9


住田(


1990



10


、 などの考察がある。西原(


1994


)は「

『感謝』に関


わる言語行為は、直感的には、話し手の謙遜な態度を示し、肯定的、 積極的なニュアンスを持つ」と論じた。また、


「感謝する」という

行為を一連の下位行為の総合として考えてみると、その中には「ありがとう」などの表現を口にするという 行為のほか、


「恩を感じる」


「気が重くなる」


「お礼をする」


「お返しをする」などの気持ちが入ってくると考えた。それら の連鎖も言語行為の一部として考察の対


象となる。また、


「社 会的強弱」


「親疎」


「性差」


「年齢」 などは感謝の表現の使い分けにどのように働くのかを試みた。



熊取谷(


1994


)は感謝の挨拶用語を取り上げて、


「適切性条件


11



「表現ストラテジー」


「談話機能」という三つの観点から、その発話

< br>行為を分析した。結果として、適切性条件は必然的に「感謝」遂行に用いられる表現と密接な関係を持つ ことになる。また、両者から


用いられる表現との関連性を表現ストラテジーという視点 から考える。



住田(


1990


)は日本語における感謝の挨拶ことばについて、


「ありがたい」とい う発想のものと、


「すまない」という発想のものとの


二つの表 現を中心に、その実際の使用状況を、待遇上の機能と相手への煩わせの度合いとの観点から整理した。また、調 査内容におけ


る「感謝+陳謝」の連文表現も分析した。結果として、陳謝表現の「すみ ません」は、待遇表現上、目上に対するものであり、感謝表


現の「ありがとう」は対等 あるいは目下に対するものであるという両者の機能差が認められる。



比嘉(


1985



12


は日本の挨拶に対して「あいさつの動機と相手」


< br>「あいさつ言葉」について大まかにまとめた。先ず、


「あいさつの動

< p>
機」については、一般的な定義を検討すると「社交的になること」と「儀礼的になること」である ということになる。


「日本人は相手


が親しければ親しいほどあ いさつの言葉をとりかわさなくなり、


また相手が無関係な人であればあるほどあいさつ をしなくなる傾向が


ある」ということを結論として述べた。



川村(


1991


13


は日本語学習者が違和感を感じる日本語の言語行動という視点から、日本人言 語行動の特性を考えた。日本語学習者


によく誤解される「どうぞよろしく」

< p>
「先日はどうも」


「お世話になっております」


「 おかげさまで」


の四つの挨拶表現をはじめ、日本


人の言語行動 で駆使される「相手からの恩恵に対する配慮」と「相手の心の負担に対する配慮」という特性的な観点を取り出 し、説明


した。最後に人間関係のありかたが変われば言語行動も変化するとわかった。



出会いと別れについての論究は小林(


1986



14


が見られる。小林(


1986


)は日常的な出会いと別れの挨拶に焦点を絞って、挨 拶表現


の種類を「非命題」と「命題」


15

の二つの基準に沿って、


、日米間の比較対照を試みた。日米社会の各挨拶行動のう ち、非言語的な行為


16


を除外し、


「 せりふ」


面のみをとりあげ、その種類、意味論的考察に加えて、


「せりふ」の使いわけに働く選択規則を比較の観点から


検討し、日米社会の挨拶行動 の特徴をとらえた。



17



田中



1989



は日米のテレビドラマを用いて、


「別れ」


の言語行動様式と非言語行動様式について比較研究を考察した。


結果として、


アメリカ人は日本人より非言語行動様式が多いと述べた。また、アメリカの別れの際のやりとり は接触や自らの感情、意志の表明によ


って行われることが多いのに対して、日本人のそ れは「では」


「じゃ」によって代表される今後の関係付けや「どうも」によって代表< /p>


される好意のやりとりによって実現される。




感謝とお詫びについては、三宅(


1 994



18


は日本人とイギリス人に 対して行った感謝の言語調査を通して、文化、社会を反映する言


語行動の違いを分析し た。結果としては、日本語では「感謝のことば」にさまざまなバリエーションが必要となることが分かった。中


田(


1989



19


は陳謝と感謝は一見日本語と英語に全く共通な発話行為のようであるが、実際に は使い方や行為としての意味合いにずれ


があると述べている。用例をもとに日英の陳謝 と感謝の使用条件の共通点と相違点を考察した。



三宅(


1995



20


は 日常的に使われる「感謝」と「お詫び」の言語行動について、日本語と英語の言語表現の違いを中心に分析した 。


「感謝」と「お詫び」の場面で発話される表現には、慣用表現とともにさまざまな表 現が使われる。三宅の研究では、これらの慣用表


現をまとめて「付加表現」と名付けた 。


「感謝」と「お詫び」の発話行為は、言語的には「慣用表現のみ」の発話、


「慣用表現+付加表


現」の発話、


「付加表現の み」の発話で遂行される。また、その感謝とお詫びの用例は「聞き手の負担」


「聞き手 の好意」


「話し手の過


失」


「話し手の 利益」という心理的なつながりの視点から分析された。



前述 したように、日本語における挨拶用語は多く研究されている。しかし、


「社交辞令」に ついての総括的な論説は管見の限り、あま


り見られないようである。日本の言語社会に おける「社交辞令」は本当に芳賀(


1996


)が述べたように 「誠意がこもらず、うわべだけの


実意のない『お世辞』


」なの か、考察する必要があると思う。本稿では、社交辞令という人と人との付き合い言葉を取り扱って、挨拶用



5


6



住田幾 子(


1997



「あいさつ談話の展開 (1)―出会いの場面を見るー」


『日本語学論説資料』


vol 35-5



土屋頼子


(1998)< /p>


「言語行動を構成する要素とその機能―出会いのあいさつを中心に―」

< br>『日本語学論説資料』


vol37-5


7



水谷修


( 1982)



『別れのことば』総論―別れの言語行動―」


『言語生活』


No 363


8



西原鈴子(


1994



「感謝に関する一考察」


『日本語学』


7



12


明治書院



9



熊取谷



哲夫(


1994



「発話行為としての感謝―適切性条件、表現すス トラテジー、談話機能―」


『日本語学』


7


12


明治書院



10



住田幾子(

1990



「感謝のあいさつことば―『ありがとう』と『 すみません』について―」


『日本語学論説資料』


vol35- 5



11



適切性条件は


Searle(1969)


に従って、命題内容条 件、準備条件、誠実性条件、本質条件に分類される。



12



比嘉正範(

1985



「あいさつとあいさつ言葉」

< br>『日本語学』


4



8


明治書院



13



川村よし子(

< br>1991



「日本人の言語行動の特性」


『日本語学』


10



5


明治書院



14



小林祐子(

1986



「あいさつ行動の日米比較研究」


『日本語学』


5



12


明治書院



15



「非命題」とは完全に定型化さ れた挨拶のことである。例えば、日本語の「こんにちは」と英語の「


Hello


」はそれである。



16



ここで言う「せりふ」は言語行動のことを指している。



17



田中望(


1982




『別れ』の言語行動様 式―日米の比較のために―」


『言語生活』


No363


18



三宅和子(

1994



「感謝の対照研究


< /p>


日英対照研究―文化?社会を反映する言語行動―」


『日本語学』


7



12


明治書院



19



中田智子(

1989



「発話行為としての陳謝と感謝―日英比較―」 日本語教育



20


< br>三宅和子(


1995



「視点の 観点からみた「感謝」と「詫び」―慣用表現とともに使われる表現:日英比較―」


『日 本語学論説資料』


vol30-1



2

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