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陸静華、稲森信昭
日语综合教程(
第六冊
)
第二課
自然との出会い
文章一、ブナ林の四季
語句の学習
一段目:
*にさきがけて
(他のものより先にすること)
①彼は何事も人に先駆けてやるところがあるようだ。
②梅は春に先駆けて咲く花であるため、
梅の花が咲いたら春も間近だ
ということになる。
③日本は各国に一歩先駆けて景気回復への道を踏み出した。
*うっすら
(うすく?かすかに)
<
/p>
①霞の向こうに遠い島影がうっすらと見えるのがこの写真のすばらしいところなのだ。<
/p>
②彼女は、うっすら化粧した顔がいつもよりきれいに見え、今
晩の注目の的となった。
③病人はうっすらと焦点の定まらぬ
目を開けた。しばらくしてから、誰か自分の身内を
探しているような目つきを見せてく
れた。
*あるかなきか
(ないといっていいほど、尐し、ほんのすこし。
)
①彼女にとってあなたはあるか無きかの存在だから、はやく方向転換したほうが時
間の
無駄をせずにすむかと思うが。
②あれは、ぼくのあるかなきかのお金をはたいて購入しただけだから、ほしかったら持
って行っていいよ。
③先ほどからあるかなきかの暑くも冷た
くもない微風が、黄ばみ始めた葉をゆすってい
るのが、とても快い。
< br>
*ときめき
(
喜び?期待?不安などで胸がどきどきする)
①謙
虚の気持ちでいようと思っても、誉められたらやはり胸のときめきを覚える。
②明日の誕生日には、どんなプレゼントがもらえるか、今から期待に胸がときめく。
③憧れの高校に入れて、今日はいよいよ喜びに心がときめく入学式で
す。
言葉の学習
一、も
1
⑴間投詞的に用いる。文意を強調する。
①彼は早くも風を食って逃げてしまった。
< br>②ある日、いつもは猫にもてあそばれるだけでひたすら逃げ回っているとかげが、勇
敢にも猫に対抗している場面を見たのだ。
③不幸にも家
が学校に近かったので二年生になってからも一人で電車に乗ったことは
彼にはなかった
のだ。
⑵主題を詠嘆的に提出
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①政治倫理も何もない政界には、何を言っても無駄なので、はやくあきらめなさい。
②秋も深まって、紅葉が美しい。来週、紅葉狩りに行こうかと思っ
ている。
③長かった夏休みも終わって、いよいよ明日から新
学期が始まる。
二段目
語句の学習
*いつもながら(単語表にない)
①
3
年ぶりにお会いしたおじいさんですが、
いつもながらご壮健で何よりでございます。
②何十年間
の教育経験を持つベテランの先生だが、いつもながら、真面目に教育に携わ
っている。
③いつもながら、彼の見事なお手並みを見せてもらった。
*摂理
(①自然と社会を支配する法
則のこと
②天命)
①自然の摂理に従ってはいるのだが、
それでもやはり、
生きていることに死ぬことにも、
「理不尽」なものが常に伴っているような気がする。
②今までどこへ行っても、何を見ても、僕は自然の巧みな摂理に感動したものだ。
③やるべきことはすべてやってみたのだ。後は神の摂理にまかせるしか
ないと思う。
*移ろい
(移ろうこと。
「移り変わる」の雅語。特に勢いのあるものが衰えていく
。変遷
の意味。同様に盛りが過ぎること。時がたつこと。
)<
/p>
(単語表にない)
説明:例えば、
○
時代が移り変わるにつれて、人の
考えも変わっていくのが世の習い。
(この文では「移ろう」
も可。ただし、ニュワンスが違う。
)
*けなげ
(健気)
(勇ましくきびきびしている様子。多くは殊勝なということで子供に用
いる。冬を耐え、春に芽吹く姿を子供に似たととらえた。
)
(単語表に
ない)
①
その工場を見学したが、熱心にけなげな様子で働く若者の姿が非常に印象的だった。
2
②不良から女の子を守ろうと、
けなげにも彼は不良に立ち向かった。これは、今ではな
かなか見られない行動で感心し
た。
③それは女ながらもけなげな振る舞いであったので、婦
人デーを迎えるこの際、彼女を
表彰することにした。
(賞賛す
べき勇敢な)
*評価
(価格の評価と価値の評価)
(単語表にない)
<
/p>
①150万元で買ったあの別荘は、今では800万元と評価されたのだ。
②自分の実力を過小評価されるのは、だれでもいやだろう。
③外見で人を評価するものではないとよく言われるが、特に初対面の時はどうしてもそ
うなってしまうのだ。
言葉の学習
二、といい、といい
接続:名詞、名
詞句。動詞や形容詞の場合は、
「ことといい」の形で用いる。
意味:①AといいBといい、XはYだ。
②XはAといいBといい(AとBはXの持つ特質や特徴)
例として二つのものをとりあげるのに用いる。その二つだけ
でなくほかのものもそう
であるという意味が含まれることが多い。批判や評価の文で使
い、特別な感情(あきれ
たという気持ち、感心、諦めなど)が表される。
①すきやきといい、すしといい日本料理なら、
何でも食べるよ。
②デザインといい値段といい、若者の要求に合った車だ。
<
/p>
③日本がヨーロッパ化しきれないのは、主として、思想の分野に集約される。キリスト<
/p>
教といい、個人の主体性といい、広い意味では思想の中に含まれる。
三、~ずにはいられない
<
/p>
①あまりにもきれいなので、わたしはそれを手に取らずにはいられない。
②彼女は幼稚園の先生で、たくさんの子供たちの世話をして暮らしているた
めか、気さ
くで、明るく、誰でも好きにならずにはいられないタイプの人であった。<
/p>
③しかし、最近、自分の健康の衰えをしみじみ感じるようにな
り、殊に、眼が異常に曇
り始めてからは、生きることの限界についても余儀なく思いを
することが多くならず
にはいられないのである。
三段目
語句の学習
3
*奥深い(奥深さ)
①深層心理とは
、奥深く隠れていて、普通は意識されない心のことである。
②あれは奥深い哲理めいた講義で分かりにくく、ついていける学生が尐ない。
③風水学や占いは単なる迷信ではなく、奥深い学問であると見る人がいるようだ。
*研ぎ澄ます
(①刃
物?鏡などを疵(きず)や曇りがなくなるまで念入りに研く。②鋭
敏にする。
)
①あれはかなり研ぎ澄まされた刃物で刺さ
れたので、傷もかなし深いものだと見られて
いる。
②彼は、とぎすまされた神経の持ち主で、ちょっとでもそこことに触れられたら、すぐ
怒鳴り散らすのである。
< br>*数も知れたもの
(たいしたことがない。数尐ないの意味。
)
①財産があるといっても数が知れたものだから、そん
な贅沢な生活を支えるのは無理だ
ろう。
②味方になってくれる人がいるといっても数が知れたものだから、今度の選挙に勝てる
はずがないと思う。
③彼が覚えている詩は数が知れたも
ので、それより級長に聞いたほうがいいかもよ。
*鼓動
(①心臓の血液を送り出す音が胸に伝わること。または、その響
き。②震えて動
くこと。ここでは、生きている証拠、活動の伝わること。
)
①誰にも言っていないことを聞かされて、驚き
のあまり心臓が激しく鼓動した。
②スクリーンに制御室に入
って行く自分の姿を見た一瞬、彼は心臓の鼓動が止まったよ
うだった。
③30分ぐらい待っていよいよ最終回の面接の番が回ってきた。
自分の名前が呼ばれて、
面接室に入っていくとき、私は心臓の激しい鼓動
を覚えた。
言葉の学習
四、名詞一つにしても
①お金を何か
に寄付してでも、お前のようなものにはびた一文にしてもやらないよ。
②パン一枚にしても買えないようなとても貧乏な生活をしているのに、革靴を買いたい
なんて、お前はよくもそんなことが言えたものね。
③今年の日照りで、深刻な水不足に見舞われている。これ以上は水一滴にしても無駄に
はできない。
五、~てならない
4
①インフラでストラクチャーのため、ここを立ち退かれる
ことになっているが、住み慣
れたこの土地を離れるのがつらくてならない。
②大切な試験に失敗してしまった。なぜもっと早くから勉強しておかな
かったのかと
悔やまれてならない。
③新聞で久保田君が胃がんでなくなったことを知ったとき、
。
私は惜しくてならなかった。
私の周りに久保田君のような大人
(
たいじん)の風格があっておっとりしていた人は
そう多くなかったから。
六、今でこそ
①二人は今でこそ円満
に暮らしているが、結婚当初は毎日のように喧嘩していた。
②今でこそこの仕事に全力を尽くしているが、
以前は何度やめようと思ったか知れない
。
③今でこそ留学も珍しくないが、お父さんの子供の頃は、
留学など夢のまた夢だった。
④今でこそ海外旅行も当たり前
のようになったが、
つい
10
年ほど前
までは、
一生に一度
の新婚旅行も海外へ行けるかどうかだった
。
七、何を(は)おいても
①おなかが
すいているので、何はおいても、食べ物をください。
②最近
空き巣が多いので、
怪しい人を見たら何はおいても警察に電話をしたほうがいい。
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③三日間山でキャンプをした。家に帰ったら何はおいてもシャワ
ーを浴びたい。
④火事と気付いたら、何はおいてもまず、逃げ出すことだ。
文章「ブナ林の四季」の構成
この文章は三つの段落から構成されている。
一、序論(話題提示)
(1段落)
*雪国の春はブナ林の芽吹きから始まる。
*この時こそが雪国に暮らす人々の最高に幸せな時。
二、本論(具体例の例示、事実の列挙)
(2~4段落)
*春の訪れ、ブナ林の新緑が全山を覆うと同時に、天の摂理のように、他
の植物たちも
動き出す。
*夏から秋は、実りと収穫の季節。人間との立場の違いこそあれ、最も生命感にあふれ
ているのが夏であり、収穫するのが秋と人間と自然は認め合っている
。
*冬は凋落の時である。葉を落ち尽くし、樹木(じゅもく
)全体で冬に備えた厳しい表
情にブナは変わっていく。
*冬芽<
/p>
(ふゆめ)
には巡りくる春の準備があり、
ここでも、
自然の偉大さに驚かされる。
三、結論(筆者の意見、話題のまとめ)
(5~7段落)
*ブナ林の四季の変化に感動する日本人
の自然への感受への批判
5
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